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夢のはなし。顔も分からない人と寄りそって歩いている。小さな商店街を抜けると、一人の少女が「私の夢はガラスを作ることなの」と囁いた。古びたガラス工房があり、木のテーブルにはすでに出会っているはずの、見知らぬ彼が座っていた。奥には青色を内包したガラス玉がいくつもぶら下がって。


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