13

 

夢のはなし。恋人と手をつないで河岸を歩く。「ロシアの川は初めてよ」そう囁くと、ロシア人の彼は静かに微笑んだ。遠くに聖堂の青い丸屋根が見えていた。この風景ははじめから知っている。いいえ、ここは日本だったはずなのに。


コメント

このブログの人気の投稿

37

72

47